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zoom RSS 「幸せの成果主義」について

<<   作成日時 : 2005/08/18 00:19   >>

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幸せの成果主義」について
 成果主義は給与切り下げだというのは、教育の世界では必ずしも言えないことです。つまり、成果主義が給与切り上げとなることも、外国では実際にあります。イギリスでは、サッチャーが初めて「日本の教育に学んで?」ナショナルカリキュラムを制定し、その実現のために、国家的な規模の学力テストを実施するようにしました。さすがイギリスというべきか、参加は義務ではないのですが、参加して、生徒のテストがいいと、ボーナスが出るということになっています。これは今でも続いています。
 アメリカでも、いろいろな州で、学力テストや教師の評価に基づいてボーナスを支給する事例がたくさんあります。アカデミックコーディネーターという職業の授業観察人が、突然やってきて、授業を見学し、いろいろな項目にしたがって評価をし、その結果に基づいてボーナスを出すわけです。
 こんなことが可能なのは、アメリカやイギリスなど、欧米では一般的にいって、教師の待遇が極めて劣悪であるという事実が背景になっています。別のブログに書いたことがあるのですが、アメリカの公立高校を扱ったドラマで、ある教師が、家を購入したくて、銀行にローンを申請するのですが、はじめ好意的だった銀行が、職業が教師とわかったとたんに拒否してしまうのです。理由は、教師だから、ローンを返済できない可能性があるというわけです。日本では考えられませんね。
 一生懸命やった教師には待遇をよくし、そうでない教師は悪くする、というような考えをもつ人はたくさんいますが、学生と討論していても、待遇の差をつくるのは、かえって、教育環境を阻害するという意見よりは、たいてい多数になります。素朴な感情と、教師への悪い思い出があることの反映なのかも知れません。
 でも、そうした素朴な感情ではなく、冷静に教師がやりやすくなる環境を考えると、成果主義には否定的にならざるをえません。

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