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zoom RSS 終戦の日は?

<<   作成日時 : 2005/08/19 20:03   >>

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終戦記念日に関する本が出版されたそうだ。私は読んでいないが、ニフティのブログで紹介があったので、その話題について少し書きたい。終戦記念日が閣議で決められたのは、1963年だそうで、また、各国で終戦の日はかなり違うということで、具体的な説明がある。私は大分前に、各国の歴史教科書を調べて、(帝国書院とポプラ社から歴史教科書のシリーズがあった)そこで、かなり第二次大戦が終わった日の記述が異なることがわかった。もちろん、一番多いのは、8月15日なのだが、日本が負けたということの関連で、日本が終戦と意識している日付をとったことと、特にアジアの国からすると、日本が負けたこと、すなわち自国の解放であるから、8月15日になっていることが多いと思われた。しかし、アメリカは、おそらくマッカーサーが日本に上陸した日を設定しているし、また、ミズーリ号での調印の日付を採用している国もある。
何故そのことを調べたかというと、歴史教育といっても、実は「事実」に関する記述に大きな相違があるのだ、ということを示すためで、学生たちはかなり新鮮な驚きを示したものだ。最近あまりこの授業をしていなかったのだが、今年しゃべったところ、やはりかなり驚いていた。つまり、8月15日に第二次世界大戦が終わったのだ、ということは、世界共通の認識だと思っていたからである。実際に、かなり多くの戦闘行為が、8月15日に終了したことは間違いないが、まだ散発的な戦争はあったし、日本が正式に降伏したのはもっとあとのことだから、15日を終戦記念日とすることは、やはり、天皇の大きさを示すためだと思っている。戦争がラジオ放送する形で国民に知らせたわけだが、このことは直ちに世界のニュースとなって、各国に伝わっただろうから、この時点で戦争終了に大きく動きだしたことは間違いないが、正式な法律行為が行われた日ではないときを「記念日」にしたり、歴史上の「事実」として教えるのは、私は前から疑問に思っていた。
歴史を学ぶことは、事実を知るだけではなく、ある事実が違う人には違うように見えることを学ぶこともとても大切だから、こうした単純だと思われる「日時」についても、歴史を教える人は注意する必要があると思う。
もっとも、1963年に閣議決定したといっても、学校の歴史教育では、8月15日に戦争が終わったと教えていたと記憶している。確かではないが。

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敗戦記念日
9月11日の衆議院選挙の向けてのニュースでマスコミは忙しそうである。しかし、9月2日。この日は、まさに日本の「敗戦記念日」である。なぜなら、8月15日は、天皇が「日本はポツダム宣言を受諾する」と、日本国民(当時は臣民?)にラジオで放送した日であり、「終戦 ...続きを見る
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2005/09/06 00:55

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