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zoom RSS 学校の自己評価?

<<   作成日時 : 2005/09/24 01:20   >>

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読売新聞によると、文部科学省は学校の自己評価をするための指針を今年度中に作成するという。自己評価というのは今の教育界の大きなスローガンとなっている。もちろん、学校自身がそれを欲しているわけではなく、学校の外の人たちの主張が主なものだろう。学校への一種の不信の表現であり、学校は自分でしっかり自己評価をして改善をせよ、ということだろう。もっとも、日本中の組織を見渡してみても、外から「自己評価」を指針を作成して求められるなどということは、あまりないのではないか。そもそも評価というのは、「自己」がやるものか、という問題がある。
 大学でも自己評価なるものが多くの大学で行われているはずである。大学基準協会に入会するためには、自己評価を行って文書を作成しなければならない。しかし、率直にいって、自己評価などというのは、甘いものにならざるをえない。大学基準協会に入るために自己評価をやるのだから、辛い評価などやるわけがない。一応学生の評価を聞こうということで、アンケート調査なるものをやってみるが、アンケート調査などはいくらでも回答の操作が可能である。数字をごまかすということではなく、望ましい結果がでるように質問項目を作成するということである。そうやって出した学生のアンケートを材料に、学生は大学に満足しているという評価を出すことになる。そんな調査を本当に信用できるだろうか。
 しかし、一方では例えば私立大学ではけっこうシビアな自己評価が行われていると言って差し支えない。というのは受験生の応募がどれだけあるかは、大学としての生き残りに関わることであり、受験生の評価をあげるために、大学としての改善を図る必要があり、そのためには自己評価が不可欠だからである。もちろん、きちんとした自己評価がなされているかは別であるが、努力していることは間違いない。このことは逆に自己評価といっても、他者からの評価が大きな意味をもっているということに他ならない。他者評価が学校にとって大きな岐路となるのであれば、自己評価の指針や方針などを外から持ち出す必要もないし、むしろ有害なものだろう。だから必要なことは、学校が社会の評価と関わることなのである。

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