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zoom RSS 学校づくりを考える(3)

<<   作成日時 : 2005/09/09 19:45   >>

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 日本の学校には広い校庭がある。都心の学校は例外だが。そして校庭は通常は運動会をやるための領域と考えられる。体育だってやるとか、昼休みに遊ぶといっても、そんなに広い校庭が必要なわけではないし、中学などはそんなに遊ばないのではないだろうか。中学だと、運動会よりは、部活に必要ということになるだろう。
 ところで、日本の校庭は地面かアスファルトコンクリートが大部分であり、芝生は極めて少ない。文部科学省は芝生の校庭の推進をやったことがあるらしいが、あまり顕著な成果はなかったという。欧米には芝生の校庭はたくさんある、というより多数派という感じがする。気候風土が違うので、簡単にはいえないが、日本の校庭で芝生が少ないのは、やはり教育に対する「お金のかけかた」の相違であるように思われる。ただ最近はサッカーがさかんになってきたので、芝生に対する感覚が子どもたちでも積極的になったのだそうだ。おそらくおおきな場所を使う2大部活は野球とサッカーだろうが、サッカーが芝生であることは国際的標準だと思うが、野球についても、アメリカでは内外野芝生であることが普通である。従って、日本の校庭のあり方を考えるに、芝生であることは不自然ではないし、むしろそうあるべきだろう。
 土のむき出しの場合の利点は、お金がかからないという点だけだろう。しかし、その欠点は明らかで、しかもまわりに非常に迷惑なものだ。コンクリートの校庭なども特に都会ではたくさんあるが見ただけで気が滅入ってしまう。ソフトサイエンス社の『芝生の校庭』という本があるが、それによると、芝生の校庭の効果は以下のようなものだという。
 熱環境の改善・光の照り返しの防止・空気質の改善・騒音の緩和・雨水の浸透能の向上・飛砂の防止・霜柱の発生の防止・「ぬかるみ化」の防止・視環境の改善・心理生理的効果・運動意欲の増進・糖尿病の予防治療・眼病の予防・傷害の防止・衝撃の緩和・自然の感触をもたらす・自然教育の場・新たなコミュニケーションの形成・経済的効果
 以上である。
 糖尿病の予防治療というのは理解困難だろうが、これは主に教職員のことが念頭にあり、芝だと教職員も運動しやすくなり、糖尿病の予防になるのだという。
 そして芝のマイナスというのは、費用的なことと維持が面倒なこと以外は見当たらない。維持は習熟すれば可能だろうと思うが、費用的なことは、やはり教育に必要なお金をかけるかどうかの問題となるだろう。そして、運動をしたり遊ぶところをむき出しの地面やコンクリートにするか、あるいは芝生にするかは、人間を大切にするかどうかが、端的に現れるような気がする。
 日本のプロ野球の球場はほとんどが人工芝であり、アメリカは天然芝だ。サッポロドームは、サッカー場が天然芝であり、野球場が人工芝だから、天然芝が不可能なわけではない。要は「姿勢」の問題なのではないだろうか。

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