教育と社会を考える

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zoom RSS センター試験はストレスが多すぎる

<<   作成日時 : 2006/01/21 22:24   >>

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 またセンター試験がやってきた。関東で1月は80%の晴天率なのに、センター試験のある日は50%なのだそうだ。寒い上に天気が悪い中での入学試験は本当に監督する方も受験する方も負担が大きい。しかも毎年センター試験の監督の負担は大きくなる。センター試験というと、受験生のことが主な話題になるが、監督したり実施したりする側も大きな負担を強いられている。そして、その負担が段々大きくなっていることはあまり知られていないだろう。監督する方は多少の我慢をすべきだろうとは思うが、しかし、試験制度がこのようなものでいいのだろうかというのは、やはり考えてしまう。年々負担が大きくなるのは、受験生のクレームによって、どんどん注意事項が増えることと、試験科目が増えて監督時間が延長するからだ。
 確かに、クレームをうけるようなやり方は好ましくないし、受験生の選択の幅を広げるために科目が多くなるのは仕方ないかも知れない。
 しかし、クレームが多く、また極端に「公正さ」を前面に掲げなければならないのは、今のような制度をとっているからだろう。センター試験の前身の共通一次テストは、アメリカのSATを参考にしたにもかかわらず、極めて本質的な部分で大きく異なっている。
 SATは年に、6、7回実施され、高校3年生でなくても受験できるという点と、競争試験ではなく、資格試験に近いという点である。入学直前の学年でなければ受験することができない、年一度の競争試験だから、「公正さ」に神経質になり、受験生もちょっとしたことでクレームをつけたくなるのだろう。SATのような形式なら、そんなに神経質になるとは思えない。
 そして、この神経質なやり方が逆にクレームとなる事態を生んでいるとも言えるのである。日本の大学の教育の質はいろいろと批判が大きいが、教員が入学試験に多大のエネルギーを注がざるをえないことは、少なからぬ原因となっていると常々思っている。入試は高校の内容で行われるのだし、また、教育活動や研究活動に刺激を与える要素にまったく欠けているからである。今後、受験生にとっても勉強したことがストレートに反映でき、かつ今のようなストレスのない方法、そして、監督する側もこれほど神経質になる必要のないやり方を考えていくべきではなかろうか。

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