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zoom RSS オランダの社会と文化 日本と比較しながら (番外2)

<<   作成日時 : 2006/07/04 22:42   >>

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 オランダには独特な風習がいくつもあるが、どうもヨーロッパ統合の波で、少しずつ平準化しているような気がしている。90年代にオランダに滞在したときに、実に奇妙な方法だと思ったが、今はなくなってしまったのがある。それは「おつり」だ。
 1992年に初めてオランダに滞在したとき、最初はまったく理解できなかったのだが、慣れてくるとなるほど便利かも知れないと思っていた「おつり」の出し方があった。当時の貨幣の単位はセントとギルダーだった。100セント=1ギルダーだ。そして、値段としては1セント単位でつけられているのだが、最も小さい通貨は5セントだった。以前、といってもそんなに昔ではないが、1セント通貨もあったそうだ。しかし、日本の1円通貨を考えてもわかるように、いかにも小さすぎる単位であまり便利とは言い難い。みなさんが、もし1円を取りにくいところに落としてしまったとして、一生懸命拾おうとするだろうか。1円くらいいいやと諦める人も少なくないに違いない。買い物のときに、1円単位はけっこう面倒だ。
 当時のオランダでは、面白い手法で1セント通貨を使用しないようにしていた。
 3〜7セントまでは5セントと換算し、8〜12セントまでは10セントに換算する。そのようにして、すべて5の倍数の値段にしてしまう。最小のコインは5セントなので、それで機能するわけだ。
 したがって、例えば98セントのものを1個で買うと、1ギルダーになるが、10個買うと9ギルダー80セントとなり、1個当たり98セントになって、安い買い物になる。
 つまり、オランダではこれに限らず、買い方によって値段が異なることがたくさんある。おいおい紹介するが、最も日常的に、こうした買いものでも、買い方によって値段が違って来るのだ。勘定高い性格が育つはずだ。
 これは非常に変なのだが、慣れるととても合理的なのだ。
 しかし、今はちゃんと1セントは1セントとして計算している。そして1セントと2セントのコインがある。コインは1、2、5、10、20、50セント、そして1ユーロ、2ユーロと8種類もある。日本では、1、5、10、50、100、500で5種類だから、3種類多い。しかも、500円は2ユーロより大きいから、小さな幅でたくさんのコインが、ヨーロッパでは存在していることになる。ギルダー時代は、よく覚えていないが、日本なみだったと思う。2002年に滞在していたときには、まだ慣れなかったせいか、、店員もよく間違えていた。
 あの奇妙だがユニークな習慣が消えてしまったのは残念だ。

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