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zoom RSS 朝青龍はほんとうに悪いのか

<<   作成日時 : 2007/07/28 09:29   >>

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 朝青龍が偽の診断書を出して、巡業をさぼり、故郷で中田とサッカーをしていたというのが、大きな非難の的になっている。言い分としてはもっともな感じがするが、しかし、本当に朝青龍は非難されるしかないようなことをやったのだろうか。私にはそうは思われない。ある面、朝青龍のやり方は自己防衛のような側面もあると思うからだ。そもそも日本のスポーツ界の運営は、実際に競技をしない「運営者」たちの都合が大きな部分を占めている。一番大切にされるべきは選手であるのに、選手がないがしろにされていることが非常に多い。いつか、他の競技だが、国際試合にいくのに、選手たちがエコノミーで、役員たちがビジネスクラスだったということが話題になったことがある。
 相撲界でも、力士の都合ではなく、「協会」の都合で運営されている部分がすごく大きいことは何度も指摘されているのではないだろうか。そこが改善されるどころか、ますます悪くなっている。つまり、場所その他の公式相撲の過多である。私はそういうあり方に嫌気がさして、相撲はとっくの昔にほとんど見なくなったし、興味もなくなった。
 相撲のように激しくぶつかり合うスポーツでは、けがはつきもので、けがを十分に治す期間がないまま次の場所がくるために、選手寿命が短くなる。2場所制だったころの力士である双葉山は37歳で引退したが、スポーツ医学はもちろん、医学そのものが現代と比べればずっと遅れていた時代だから、戦前の場所ペースで現代のスポーツ医学で治療しながら相撲をとれば、もっと現役は伸びていたかも知れない。しかし、今のペースではけがなど休場する以外治しようがない。あるいは、朝青龍のように、さぼりを実行するかだ。だいたい、相撲をとるには不十分な状態であったとしても、軽い運動やリラックスすることは、治療効果を高めこそすれ、けっして、マイナスではない。前田山の休場中の野球観戦の例がでてくるが、そんなことを問題にする方がおかしいのではないだろうか。
 今回の協会側の言い分も、新聞を見る限り、かなり感情的だ。
 骨折なら入院するのが当然というが、骨折で入院するのは常識か?もともと、報道されている内容なら、疲労骨折なのだから、入院などむしろ不自然だし、相撲のような激しいスポーツではなく、軽い運動は好ましいかも知れない。朝青龍から見れば、体の手入れが必要なのに、協会の都合で、たくさんの相撲をとらされてはたまらないというのがあるはずだ。
 もちろん、そうしたたくさんの「仕事」を入れることで高い報酬が保障されているという面もあるだろう。だから、多くの力士は我慢しているのかも知れない。
 しかし、長い目でみて、相撲界にとって、仕事と治療のバランスをどのようにとるのがいいのか、あくまでも力士を大切にする観点から、考えるべきではないだろうか。

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