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zoom RSS ウィニー裁判

<<   作成日時 : 2009/01/19 15:37   >>

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 ウィニー開発者の控訴審が始まったという報道が各紙でなされている。そして、被告の金子氏が、再び無罪を主張しているとされている。
 被告の主張が完全に正しいと私は思う。この裁判自体が間違ったものであり、起こしてはならないものだったのである。検察側の主張はまったく矛盾するものだ。
 読売新聞の報道では、金子氏が、車の開発を例にして主張していると紹介されている。速度違反ができる車を開発したら、開発者が速度違反の幇助者になるのか、と批判である。確かにそうだ。販売されている車は、制限速度より、何十キロも速く走ることができるように設計されているし、実際に出すことができる。大きな事故のほとんどは速度制限を超えた速度で走ったことが原因である。日本では時速100キロ以上で走ったら、高速道路でも速度違反なのだから、車開発者はどんどん逮捕されて、交通違反幇助罪に問われねばならない。
 
 こんな別の事例ではなくても、例えば、ゼロックスのようなコピー機開発製作者は、ウィニー以上に、著作権違反の幇助というべきだろう。検察といえども、巷で、コピー機を使って、どれだけたくさんの著作権違反がなされているか、十分に知っているはずである。ウィニーどころの話ではあるまい。ならば、なぜ、ゼロックス社の罪を問わないのか。日本にも、たくさんのコピー機の開発・制作者がいる。ビデオデッキなどもそうだろう。
 
 もちろん、検察もわかっているのではあろう。著作権違反を起こすことを可能にすることと、違反すること自体とは異なる。罰せられるべきなのは、実際に違反行為をしたものだ。コピーには合法のものもたくさんある。合法の行為としてのコピーをするためのものであれば、幇助にはあたらないのだから、幇助といっても、確実に犯罪であることを幇助するのでなければ、それを問うことはできないはずである。
 
 もうひとつ、金子氏が批判しているのは、こうした不当な逮捕・起訴によって、技術開発が遅れるという点でもあるが、これは、産婦人科のミスで逮捕・起訴した結果、産婦人科医が減少し、危険な手術を回避し、結果患者のたらい回しが頻発した事態を引き起こしたことも忘れることができない。
 
 結局のところ、既存メディア、新聞などは、インターネットが自己の存立基盤を脅かしているが故に、こうした事態への的確な指摘や批判ができないでおり、インターネットを悪者にしたがる傾向がある。もっと明確な指摘をすべきだろう。

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