教育と社会を考える

アクセスカウンタ

zoom RSS 授業料未納で卒業証書回収

<<   作成日時 : 2009/03/11 22:25   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 授業料を納めていない卒業生に、卒業証書を渡さない、回収したという記事が、この間いくつかの記事に出ている。そういう措置をとっている高校がけっこうあるらしいということがわかった。この手の記事としては、めずらしく、当事者の苦悩の談話が多く、すべてチェックしたわけではないが、「教育評論家」の意見があまり掲載されていない。たしかに、コメントしにくい事実だ。
 ただ、記事ではわからないことがある。そもそも卒業証書などは、形式的な紙であって、確かに、卒業証書があれば卒業したことはわかるが、通常、卒業を証明するときに使用しないし、また、見せるよう求められることもない。なくてもいいものだ。卒業を証明するのは、卒業証明書という、別途発行される証明書である。もちろん、卒業証明書は卒業していなければ発行されないはずだ。
 では、卒業証書を回収された生徒は、学校の認定として、卒業は認められているのだろうか。その場合には、証書の回収はある種のシンボル的行為となる。「はやく授業料を払いなさい」というわけだ。
 しかし、卒業が認められていないなら、卒業式には出したようだが、そういうことはおかしいことになる。私立なら通常、授業料を規定日までに支払わなかったから、除籍になってしまうはずだから、卒業は認められないのが普通ではなかろうか。多くの場合、毎月ではなく、半期毎の納入だろうから、後期分未納なら、その時点で除籍になる。すると、当然卒業は認められないことになる。ただ、公立学校の場合はよくわからない。
 どちらにせよ、最も重要な単位認定、教科等の修了というレベルでは卒業要件を満たしていることになるはずだ。
 もちろん、取材をした記者はここらの事情は、把握しているのだろうが、意図的にここらを曖昧にしているのか、それとも記者自身がよく状況を把握していないのか。
 
 状況が正確にわからないので、断定はできないが、いずれにせよ、義務教育ではないので、授業料を納入することが、「在籍条件」であるから、未納では卒業できないのは仕方ないだろう。経済的事情で払えないなら、補助の申請等が可能なはずだ。そうした申請の援助等が必要だろうが、上記の学校がとった措置は、認めざるをえないだろう。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
授業料未納で卒業証書回収 教育と社会を考える/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる