教育と社会を考える

アクセスカウンタ

zoom RSS オランダの水泳授業事情

<<   作成日時 : 2009/07/18 23:13   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 1

 オランダで水泳の授業について話題になっているようだ。Volkskrant という新聞(7.18)によると、ここ数年、水による子どもの溺死があり、水泳の授業を必修にしようという要望が、特に救助団体から出ている。
 日本では、水泳の授業は、学習指導要領によると、低学年こそ「遊び」となっているが、基本的には競技水泳の技術を身につけることに主眼が置かれている。安全についても、あくまでも遊んでいるときの安全に気をつけるという程度である。

 日本でももちろん、海や川での子どもの事故は数多く起きており、プールでの水遊びにおける安全注意ではほとんど役にたたないと考えられる。オランダでは、多くの学校で水泳の授業が行われ、遊びと「安全」が重要な課題となっており、危機回避の泳ぎのテストがあり、テストに合格すると「合格証」が出される。実際に、オランダでは運河をボートで遊覧するレジャーがさかんなので、危機回避能力は非常に重要である。テストは、着衣でプールに入り、25メートル泳ぐことである。
 救助団体は、このようなレベルでは不十分で、実際に川(オランダには川はないので、運河になるだろうが。)や海での教育が必要だと考えている。

 今回特に問題になっているのは、移民の子どもたちが、この合格証をもっていないことである。イスラム系の人びとは、泳ぐことはあまりなく、プールに男女が一緒に入ることなどは厳しく禁止されている場合が多い。だから、親も泳げないし、必要性を感じていないことが多いようだ。そこでもれのないように、必修化の要求が出てきたわけである。文部省では、「水泳能力は親の責任である」と必修化には消極的なようだが。

 さまざまな安全教育が必要だが、水に関する安全教育も、もっと日本でも重視されるべきではないだろうか。日本の学校でも着衣水泳が、かなり広範に実施されるようになっているが、まだまだ、安全のための基準にそった授業が行われているようには、あまり思えない。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 6
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
匿名なのに、私には誰だか分かる・・・(^_^;)ありがとう。。。
http://www.fetang.co...
2013/08/04 03:04

コメントする help

ニックネーム
本 文
オランダの水泳授業事情 教育と社会を考える/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる