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zoom RSS 高速道路の無料化は?

<<   作成日時 : 2009/07/30 22:53   >>

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 民主党の高速道路無料化というのは、どうなのだろう。どうも判断がつかない。無料化の理由は、あまり使われていない地方の高速道路を無料にして、多く使われるようにし、そのことを通して、輸送効率を高め、経済の活性化につなげるという発想らしい。
 ヨーロッパでかなりの国々の高速道路を運転したが、たしかに大方は無料であり、非常に利用しやすい。ラテン系の国では有料の高速道路が多く、また、無料のところでも、長いトンネルとか、海にかけられた大橋などくらいが有料だった。無料だから料金所などもなく、また、インターチェンジがたくさん作られていて、遠くまでいってから高速道にに入るなどということもほとんどなく、近くにインターチェンジがある。そして、確かに、日本の追い越し車線がないような地方の高速道路のように、車がほとんど走っていないような高速道路は見たことがない。それは、税金で設置するために、国会で本当に必要であるかをきちんと議論してから、設置を決めるからだと言われている。それに対して、日本では必要性からではなく、「公団のために作る」という側面があったために、車がほとんど走っていない高速道路ができてしまったわけだ。

 ただ、無料にすると、そういうところでも、車が走るようになって、経済活性化になるのだろうか。そういうところは、人口が少なく、車がそもそもあまり走っていないからではないのか。

 それから基本的な疑問は、そうやって、これまで走っていないところを、たくさんの車が利用するようになることが、大きな課題から見て、好ましいのかも疑問だ。麻生政権の1000円政策もそうだが、車がたくさん走って、ガソリンを多く消費し、そして、公共交通機関の利用が減ったという結果を残している。フェリーなどは大打撃らしい。
 地球温暖化対策を考えるならば、車という個別輸送手段ではなく、効率的な公共輸送機関にシフトさせることが必要であろう。

 そして、なんといっても、民営化されたあとで、政策的に国家が高速道路の無料化をしてもいいのか、ということだ。ここはよく理解できないのだが、民間の値段設定は、民間に任せるものだろう。そして、最初から無料の形態でやってきたのならばともかく、料金をとることで、様々なサービスを成立させている状態で、莫大な金額になるものを、別のところから支出するということは、相当な困難があるはずである。

 今後は個別の車の使用をできるだけ、事実上制限していくような政策が必要で、その逆は大きな政治課題に逆行するような気がしてならない。

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