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zoom RSS 自転車運転も交通上の責任を

<<   作成日時 : 2010/02/13 23:00   >>

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 今日の産経新聞(インターネット版)に、「自転車で加害者に−−各種保険の特約で安心」という、保険会社の宣伝みたいな記事が掲載されていたが、それはさておき、書かれていることは重要なことだし、普段感じていることだ。
 自転車に乗らなくなってずいぶんたつが、自転車だけに乗っていたときにはわからなかった危険性が、車に乗るようになって、すごく切実に感じられるようになった。そういう経験は多くの人がしているに違いない。とにかく、自転車は交通ルールを守る必要がないと思っているとしか思えない子どもが少なくない。

 先日もあるスーパーマーケットの駐車場の入り口で、ひどく危険な状況を見た。車道から歩道を経て、駐車場の入り口があるのだが、当然車は左折して入ることになる。歩行者があれば、通常車が譲って、歩行者が通り過ぎてから入り口に入るわけである。ある女性が運転している車が車道から歩道に入りかけたときに、歩道を勢いをつけていたらしい小学生の運転する自転車が、その車の前を横切った。ぶつかりそうになった子どもは、とっさに車をよけながら、「危ない」と叫んで通り過ぎていった。私はその叫び声でその事態に気づいたので、正確な事情はわからないが、入ろうとしていた車は、ぴたりと止まっていたし、運転手の不注意は感じられなかった。急ブレーキの音もまったくしなかった。当然方向指示器も出していたろうから、大人の自転車であれば、自分が先にいけるか、車が入るのを待つか判断した上で対応したろう。しかし、子どもだったからか、たぶん車が入ろうとしている態勢であるのに、飛び込んできたと感じられた。つまり、運転手は子どもに気づき車を止め、子どもも減速するのではないかと思っていたところ、自転車は減速せずに突っ込んできて、よけて斜めの態勢になって、それが「危ない」という叫びになったような状況だった。運転者に対して、危ないじゃないか、という注意の叫びではなく。

 これで事故になったら、やはり運転手の責任になるのだろうか、といささか憂鬱な気分になった。自転車は歩道を運転してはいけないのだから、明らかに自転車は交通違反をしていたわけだ。自転車は車の後ろを走っていたのだから、車道を走っていれば、起きない「危険」だった。

 この例は私自身が運転していてひやりとしたわけではないが、もちろん、何度か危険な運転をしている自転車を、車内から見たことがある。運転中に自転車を見たら、100%用心するので、今のところ、危険な事態はあまり経験していないが、やはり、交通に関する法はしっかりと教え、かつ、この産経新聞が報じているように、事故を起こしたら責任をとらされるということもきちんと教える必要があると感じる。産経の記事は、女子高校生が加害者となって、5000万円の損害賠償を判決で命じられたという内容である。そういえば、私は駅まで30程度ある道を歩いていくことが度々あるのだが、暗くなりかけたところで、突然角の見えないところから、猛スピードで走ってきた自転車に危うくぶつけられそうになったことは数回ある。この記事を読んだからには、もしけがをしたら、損害賠償を請求しようという気になった。
 ことほど左様に、危険な運転をする自転車、特に子どもの運転が多い。

 これだけではなく、子どもは自分の行った行為によって、権利侵害をしたり、けがさせたりしても、責任を問われないと思っている者がほとんどだし、また、実際に教師もそのように教えてしまっている例が多いのではなかろうか。ネットでの誹謗にしても、わからないと思っているかも知れないが、調べればわかってしまうとか、いじめだからよくないだけではなく、賠償責任を問われることがあると、きちんと教えている教師や親がどれだけいるだろうか。人を殺しても責任を問われないと、大人も思っている場合が多い。しかし、この女子高校生のように、莫大な賠償金を請求されることは、ある面、刑事責任を問われるよりも、ずっと人生を狂わせるし、大きな重荷を背負うことになる。

 実際に責任を問われることがあることは、しっかり教えていく必要があるし、また、この産経新聞の記事が紹介しているように、自転車の例でいれば、自転車の保険に加入することを、もっと普及させていく必要があるだろう。そうすれば、自覚も高まるだろうし。










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