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zoom RSS ドライブカメラの番組をみて(上向きライトは事故を減らすのか、原因となるのか)

<<   作成日時 : 2010/03/16 22:59   >>

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 今日の朝、テレビ朝日の番組で、ドイラブカメラのことを取り扱っていたが非常に興味深かった。以前のカメラ(今でも多くはそうかも知れないが)は、前方だけ撮っていたが、最近のは後方も撮るようになっており、このことで、格段に事故原因が詳細に分かるようになったのだという。運転手の目線やバックミラーよりも広範囲に後ろの後景、そして、わきの部分なども写っている。

 番組ではある事故の模様を紹介していたが、カメラが撮影していたからこそ原因がわかったという。タクシーの運転中に、突然目の前に自転車に乗って横断する人が見え、急ブレーキをかけたが跳ねてしまったという映像である。確かに映像でみると、少し離れたところを運転しているときには、映像の中に人影はないのに、あるときに突然運転手の目の前に現れるのである。

 その映像を専門家に見てもらって、それが「蒸発現象」というものであると解説される。蒸発現象という言葉は忘れていたが、確かに自動車学校で習った記憶がある。それは、対向車のライトの中にある物(この場合は人であることが事故になるわけだが。)が入ってしまうと、全く目に見えない状態になるという現象である。つまり、人は横断していたのだが、向こうから来る車のライトの中に入っていて、見えなかったのが、ライトから抜け出して、タクシーの前に来たときに、突然タクシーの運転手の視界に飛び込んできたというわけだ。それが映像で見ると実にリアルに分かった。この番組ではっきりとはこの事故に関して解説されてなかったが、出席者の大沢弁護士によると、認識できない状況なので、運転手の過失は認定されないということだった。(もちろん、保険による賠償はなされるだろうが、刑事責任は問われないという意味)

 私がこの番組をみて、感じたのは、ドライブカメラの重要性もさることながら、対向車のライトだった。最近、ライトを上向きに使うドライバーが増えた。私が免許をとるときに、強調されたのは、暗いところで車が走っていないときには、上向きにすべきであるが、対向車が来たり、町中、あるいはすぐ前方に車が走っている場合には、下向きにしなければならないということだった。私自身はそのように運転している。

 しかし、常にライトを上向きにしている車が無視できない程多いのだが、対向車や後ろの車が常に上向きにしていると、非常に運転しにくくなる。この番組の対向車も明らかにライトを上向きにしていた。だからこそ、蒸発現象が起きたように思うのだ。もし下向きのライトだったら、自転車に乗っていたのだから、ライトにすっぽり入ることはなかったように感じられる。つまり、蒸発現象をおこし、その結果事故に至った原因のひとつが、ライトを上向きにしていた対向車だったと思うのだ。番組はその点については、全く触れていなかった。

 ところで、このように常に上向きにしている車が増えたのは、警察が奨励しているからだ、という雑誌の記事を読んだことがある。何の雑誌だったか忘れてしまったが、特に茨城県の警察が、常に上向きにしていると事故が減るという分析をして、そのように奨励しているというのだ。茨城県の道路は、街中でなく、夜は非常に暗い道路が多いので、確かにそのようなことが言えるのかも知れないが、それでも、対向車があるときには、迷惑運転になるし、また、前方に車が走っているときには、上向きにしなくても、視界は悪くなく、その必要はないはずである。街中で、多くの車が上向きにしていると、非常に見づらくなるから、事故が起きやすくなると思うのだが、どうなのだろうか。この番組はひとつの例なのではないかと思う。

 本当に警察がライトの常時の上向き使用を奨励しているのだろうか。そうだとして、この番組の事故が、上向きにしたことが原因のひとつであるとしたら、警察はどんな責任をとるのだろうと思わざるをえなかった。

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