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zoom RSS ホーレンソー出荷停止、風評被害を生んでいるのは政府ではないのか

<<   作成日時 : 2011/03/22 00:10   >>

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 放射能が検出されたということで、ホーレンソウ等が出荷停止となり、原乳も廃棄処分となっている。政府の要請だ。鳥インフルエンザなどで、すべて処分というやり方と同じなのかも知れないが、どうも納得できない。ある地域のホーレンソウが汚染されていたからといって、県全体を停止にする必要があるのか。
 安心しろとか、風評被害に惑わされないようにといっても、措置そのものが風評被害発生源であるし、また不安をあおっていることだろう。とってつけたように、「食べても直ちには健康に影響がない」などといえば、誰でも不安になる。

 次のようなことは考えられないのだろうか。放射能の測定をやったから今回のような措置になったのだから、測定をして安全なものを市場に出すという方法だ。特定の県についてということになるだろうが、測定場所を決め、出荷したい農産物は、必ずそこに持ち込み、安全確認をしたものだけを出荷する。そこで基準を下回ったものについては、出荷しても何ら問題がないはずである。そうしないと、ますます品薄になってしまうし、農家に与える被害が甚大となる。廃棄する必要のないものまで廃棄させて、税金であとで補償するというやり方が懸命とは思えない。もちろん、検査可能量に限りがあることはわかるが、自動的にすべて廃棄よりはずっとよいのではないだろうか。

 第二に、食べても安全だというなら、そういう人たちが、メディアの前で食べてみせることが有効なのではないだろうか。以前、O−157のときだったと思うが(もしかしたら間違っているかもしれない)、カイワレダイコンをカメラの前で食べてみせた役人がいたと記憶する。評判は悪かったが、私は何もしないで風評被害を広げるよりずっといいと思う。
 実は、私たちが家を建築するときに、とんでもない工事ミスがあった。建設会社は、当然隠していたのだが、幸いそれを発見して、交渉に入った。会社側は、2回ほど、かなり大きな改善工事を提案してきたが、私たちは、録音をしながら、「もしあなたならば、そういう工事をした家に住めますか?」と聞いたところ、2回とも、自分たちはとても住めないという答だった。録音していなかったら、住むといったかも知れないが、録音、つまり証拠が残る形では、絶対に、事実ではないと思っていることはいえないものだ。
 メディアの前で食べて見せるということは、本当に安全だと思っているということの表明となる。
 今回の政府やメディアの解説者の説明が、いかにも胡散臭いと思われるのは、安全だといいつつ、出荷停止措置をとっていること、そしてそれに対して何も疑問視しないからである。つまり、この人たちは、本心では安全ではないと思っているのだ、という印象を確実に与えているわけだ。

 安全だと思っていないから、停止措置をとるわけだが、それはいいとして、安全なものまで停止させるのは、あまりにも安直な、そして、無責任なやり方ではないのか。

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