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zoom RSS 日赤義援金の配分原理への疑問

<<   作成日時 : 2011/07/17 23:07   >>

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 未だに日赤等に寄せられた義援金が、大半が未配布であるという。新聞やテレビで度々報じられているのは、被害地が広範に及んでいる、自治体機能自体が被害を受けている野で、配分業務がなかなか進まないということだ。
 しかし、私は前からずっとこの問題に関して、そうした原因分析に疑問をもってきた。しかし、非常に微妙な問題を含んでいるので、ここに書くことをためらってきたのだが、今日の産経新聞に、まだ4分の1しか配分されていないという記事を読み、旗振り役や自治体の人手不足が原因であると、いまでもそうした報道がなされているので、書くことにした。

 普段の日赤の配分が、今進められているようなもの、つまり死者や行方不明者によって決めるというので、問題はないのだろう。それは、家族の比較的小さな部分に死者や行方不明者が出るという、通常の自然災害の被害状況を考えれば、そうした配分が合理性をもつと思われるからだ。
 しかし、今回の震災はまったく様相が異なっている。一家の多数が死んだり、行方不明になったりして、主要な働き手が失われたり、あるいは行方不明になったりしている。あるいは、そうでなくても、家や職場が破壊されて、生き延びることができても、生存のための手段が失われてしまったりした事例が膨大な数に及んでいる。

 つまり、従来の義援金の配分原理が、見舞金的な色彩であったわけだが、今回は、生活資金の援助という意味合いをもたせる必要がある。実際に義援金を送っているひとも、そうした生活資金援助のために出しているのではなかろうか。

 日赤の義援金が、死者数を基礎に遺族におくられるものだということを知って、非常に驚いた。今の現実を見れば、死者、行方不明者が家族の中にいるかどうかは別として、とにかく生存できたひとが、今後生活し、仕事を得ていく上での援助とするために、資金的援助をしなければ、復興もできないことは明らかだ。

 今後も遅滞が続くなら、義援金を出す意志そのものが削がれていくと言わざるをえない。

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