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zoom RSS 橋下市長の目的は「教育委員会」を屈伏させること

<<   作成日時 : 2013/01/22 10:16   >>

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 大阪市立桜宮高校の体育科入試は結局中止がきまったようだ。橋下市長のごり押し勝ちというところなのだろう。そもそも、橋下市長の目的は、決して桜宮高校の教育の是正ではない。そう断言できるのは、彼は体罰容認論者であり、自殺者が出てしまったのはまずいが、部活で勝利のために極限まで頑張るとか、あるいはそのために体罰での指導をすることはやむ燃えないと思っているはずだからだ。体罰容認は、何度も彼自身が口にしていることだ。また彼ほど露骨な「勝利至上主義者」はあまりいない。

 そもそも、高校の教育が是正されなければ責任をもって指導できないというのならば、現に在籍する2つの学年の生徒の指導はどうなるのか。それとも、彼らも体育科から外してしまうのか。そういうことまでいっているわけではなさそうだから、結局、橋下市長のいっていることは、まったく筋が通っていないのだ。教育委員会や校長、体罰教師たちの責任をとらせることは必要だろうが、受験生には何ら罪はないのだし、更に、公立の学校は、それだけの教育を提供する国家的義務を負っているだから、今回の事例が、入試を中止する合理的な理由にはならない。

 では、なんのために橋下市長は、ごり押しで中止を決定させたのか。端的に、「教育委員会を屈伏させること」だろう。これまで度々教育委員会が自分の指示と違う決定をしてきたことを、強く非難してきた。自分が任命した教育委員であれば、そのようなことはないのだろうが、前市長任命の委員だから、必ずしも橋下市長とは意見が同じではなかった。今回の事件は、彼にとって絶好のチャンスだったのだろう。だから、無理筋であっても、いや、無理筋だからこそ、教育委員会に屈伏を迫るいい機会と捉えたはずである。
 しかし、このように、露骨に政治的介入すれば、教育現場が被害を受けることは、歴史が何度も経験してきたことだ。

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