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zoom RSS サンデーモーニングでの石井氏の発言

<<   作成日時 : 2013/06/24 20:35   >>

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昨日(23日)のTBSサンデーモーニングの終わりの方をみていたら、選挙に関するコメンテーターの意見聴取のなかで、毎日新聞論説委員の石井氏が、最近の投票動向は、政権政党に対する支持、不支持という、非常に単純化された投票が目立つ。だから、自民党から民主党、民主党から自民党へと政権担当が変わるような事態が起きたが、そうした単純な判断ではなく、様々な争点をきちんと理解した上で、投票してほしいというような意見を述べていた。
 様々な争点を理解した上で投票せよという意見は、もちろん正しいだろうが、全体としてかなりピンボケした意見ではなかろうか。
 そもそも、現在の小選挙区制というのは、政権を取らせる政党を選択するという選挙システムであり、政権交代を起こす目的で日本に導入されたのではなかったのか。だから、実は極めて得票率では僅差であるにもかかわらず、獲得議席数では大きな差がついたり、かなりの得票を得ても当選できない2番手、3番手の候補者がでたりするわけである。従って、石井氏の指摘する投票行動があるとしても、それは小選挙区制度が想定しているものであり、それを批判するのは的外れであろう。そうした投票行動がまずいのならば、小選挙区制という選挙制度そのものを批判しなければならないはずである。しかし、それには触れない。
 私は、選挙の争点を明確にし、それぞれの争点を理解した上で政党を選択することが大事であるならば、やはり比例代表制にするべきであると思う。比例代表制は政党選択となるために、政党の政策を具体的に検討することになる。小選挙区制も政党選択だといっても、前述のように、政権を取らせるかどうかという判断であって、個々の政策の争点はあまり重要な意味をもたない。二大政党の二者択一だから。
 しかし、比例代表制は、より多数の政党からの選択になり、かつ、それぞれの得票数に応じた議席配分になるから、政策での判断になる傾向が強い。オランダで総選挙が行なわれているときに滞在していたことがあるが、テレビで連日党首が個々の政策別に激しい討論を繰り広げていた。
 第二の石井氏の発言の問題は、そもそも争点を明確にあぶり出さず、争点はまるでないかのように報道を繰り返し、単なる勝ち負け予想にだしているのが、マスメディアの選挙報道の主なあり方であり、石井氏自身がそうしたことに加担していることである。このサンデーモーニングでも、そうした政党間の政策の違いを十分に掘り下げているとは到底いえない。石井氏自身が、毎週出ているコメンテーターなのだから、そうした方向にもっていったらどうか。

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