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zoom RSS 安部内閣の三点セット

<<   作成日時 : 2014/07/02 15:59   >>

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 7月2日産経新聞によると、安部首相は今後50年は、日本の安全は保障されたと述べたのだそうだ。
 しかし、戦後70年間、安部首相や自民党がなんといおうと、集団的自衛権を否定してきた状態で、平和が保たれてきたのである。この事実は否定しようがない。そして、戦後、主な戦争を最もたくさんしかけてきたのは、集団的自衛権で、当面のパートナーであるアメリカである。アメリカがしかけたき戦争は、ベトナム戦争にせよ、イラク戦争にせよ、まったく正当性のない、ただただ攻め込んだ国を荒廃させ、その国民を殺害してきただけの結果をもたらしたのである。憲法9条のおかげで、日本はベトナム戦争に参戦することなく済ませることができたが、(基地提供などの協力はせざるをえなかったが)韓国は軍隊を多数送り、未だに残虐行為を非難されている。
 安部首相は、多数の国に出かけて、「積極的平和主義」なる言葉を何度も使用したが、戦争を起こしてきたものは、ほとんどが積極的平和主義を表明していたのである。「自分たちは平和を心から欲するが、仕方なく」と言って、戦争を始めてきた。
 集団的自衛権の解釈変更と同時に、安部内閣が進めているのは、兵器輸出規制の緩和と、兵器の国際的展示会への出展である。もちろん、この動きは今回が初めてではない。しかし、三点セットでやっているのは、安部内閣が初めてである。この三点セットこそが、安部内閣の本質を表している。
 数日前、いくつかの地方議会が自民党も賛成して、解釈変更への慎重さを求める決議をあげたことに対して、高村副総裁が、怒り、これほど慎重に、かつ長い議論をした内閣があったか、お前らは不勉強だ、などど毒づいたと報道されたが、不勉強なのは、高村副総裁の方だろう。かつて、歴代内閣、あるいは常識的に考えることのできるすべての人が、憲法違反であるとする解釈を、単に閣議で変更してしまうという暴挙をした内閣は、これまでに存在しなかったのである。安部内閣が最初である。
 安部氏は、よほど祖父の岸信介を理想と仰いでいるのだろう。この点を考えると、安部氏は、極めて危険な方向にいく可能性があることを指摘せざるをえない。それはアメリカとの対立である。既に、靖国問題でアメリカから否定的な言葉を投げかけられ、オバマ大統領からは、かなり低くみられている。表面的には、アメリカとの同盟を重視し、日本人が乗っているアメリカの船が攻撃されたときに、アメリカの船を守ることができるようにするのだ、などということを、安部首相は言っているが、オバマ大統領からの冷たい対応に我慢しきれなくなったとき、既に、日本は国際的孤立化の道を歩み始めているが、自暴自棄的に、積極的孤立路線を走り出さないとも限らない。さらに、産経新聞などのメディアは、日本が国際的に賛同を受け、安部首相が高く評価されているかのように報道しているが、前回書いたように、事実は逆であるようにしか見えない。今や積極的に日本に働きかけているのは、イスラエルであり、北朝鮮なのだ。この点こそが、最も重大なことだと考えざるをえない。
 ただ、本当の議論は、法案として提案されたときの国会での議論である。閣議で解釈を変えたからといって、すぐに自衛隊の活動が変わられるわけではないだろう。

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