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zoom RSS ラウンドアバウト(円形交差点)について

<<   作成日時 : 2014/08/04 19:40   >>

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8月4日の朝日新聞(インターネット版)に長野県飯田市に、実験的にラウンドアバウトを設置していることが紹介されている。ヨーロッパでは珍しくない、交差点に円形の道路があり、円形道路に入ってから、自分の行きたい方角で出るスタイルである。私自身、オランダやイギリスでかなりこうした交差点を経験した。日本でも駅のロータリーなどでよく見られる。おそらく、当初の導入の目的は、信号を設置しなくて済むので、設置費用や維持費がかからないという経済的理由だったと思われるが、次第に事故が少ないという利点が認識されるようになった。
 ただ、日本ではなかなか設置が難しいと考えざるをえない点がいくつかある。朝日の記事でも指摘されているように、通常の交差点よりも、広い面積が必要であり、かつ、見晴らしがよくないと安全とはいえない。日本の交差点では、建物が道路まで迫っていたり、塀があるので、交差点は一般に左右の見通しが悪いことが多い。ヨーロッパでは、建物に塀はほとんどないし、建物と道路が迫っていることが少ないので、交差点の見通しは、日本より一般的によい。また、土地も日本よりはずっと余裕がある。
 そして、朝日の記事に書かれていないのだ、もうひとつの大きな困難は、歩行者の問題だ。日本では、歩行者は通常横断歩道で渡る。一時期、歩道橋がたくさん造られたが、今では、道路のお荷物になっているものが多い。しかし、このラウンドアバウトは、横断歩道を作りにくい構造になっている。つまり、信号がないから、歩行者は安心して渡れない。ヨーロッパのラウンドアバウトでは、歩行者がほとんど通らない地域か、あるいは歩道は地下道になっていたような気がする。
 私自身、ラウンドアバウト方式の交差点が優れていると思うが、日本の道路事情の中では、いくつかの困難点があることは、見逃せない。

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