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zoom RSS 訪問リサイクルショップの疑問

<<   作成日時 : 2015/06/19 21:05   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 1

 最近の学生たちは、「屑屋さん」を知らない。今はお金を払って、不用品をひき取ってもらうが、以前は、お金をくれたのだ、と屑屋さんのことを話すと、みんなびっくりする。落語好きで「井戸の茶碗」などを楽しんで聞いている人は知っているのかも知れないが。屑屋が商売として成り立っていたということは、当時はまだまだ、日本がリサイクル社会だったことを示しているのだろう。江戸時代は世界的に最も進んだリサイクル社会だったと言われているが、そうした名残がまだ戦後のある時期まで残っていたのかも知れない。しかし、それは貧しい社会だったということなのだろうか。
 現在では、リサイクルは特別な営みになっている。家電製品は、かなりリサイクルされるのだろうが、ほとんどの製品はお金を払ってひき取ってもらうようになっている。テレビやパソコンのように、買う時点で引き取り料金を払う必要がある商品まである。しかも、ひき取った企業が、リサイクルせずに途上国に輸出する場合もあるというのだから、「引き取り料金」の詐取のようなことが行われてもいる。
 かつての屑屋さんのような構造は、ごくわずかに、リサイクルショップに残っているわけだが、先日、実に不愉快な思いをした。通常リサイクルショップは、まだ使える製品を自分で持ち込んで、それがショップで売れると判断されると買い取ってもらえるというものだ。自分で持ち込むのだから、これは商品にならないと判断され、断られても別に腹はたたない。しかし、先日、あるリサイクルショップとかから、電話がかかってきて、まだ使える家電製品などはないか、DVDデッキなどいいのだが、あるなら売ってほしいというのだ。そういう家電製品はけっこうあるので、あるというと、家にいくので、都合のいい日を教えろという、簡単に予定はたたないというと、その後何度も何度も電話がかかってきて、数日後にやってきた。しかも、約束の時間からかなり遅れてだ。そもそも、そんなリサイクルショップが、こちらの電話番号や住所を知っているのが腑に落ちないのだが、いろいろな企業からもかかってくるから、何かで調べるのだろう。
 実際にやってきて驚いたのは、店舗は北海道の旭川にある「スマイル」というリサイクル&ディスカウントの店だという。しかし、全国をこのようにまわっているのだという。
 とりあえず約束のDVDデッキを2台用意していたのだが、型番を調べるという。数分間調べた上で、これは非常に古い(使っていなくて、だしてもいいといっているのだから、古いに決まっている。新しいものを、突然やってきたバイヤーに提供するわけがない)、参考までに、同じ商品がネットオークションにどの程度の値段でかかっているのかを調べたといって、そのスマホ画面を見せてくれた。それによると、1円という値段がついている。だからひき取れないというわけだ。
 ここまでは、別に予想していたことであり、こちらから申請したわけでもなく、売れるようなものだとは思っていないから(もっとも、きちんと動くものであり、つかわないのは、DVDもBDレコーダで見ているからに過ぎないのだが)特段腹もたたないが、その後がいけない。
 ネクタイのあまっているものはないか、切手はどうか、時計なんかは壊れていてもいいのだが、服はあまっていないか、と実にずうずうしいことをいうのである。そもそも、ちゃんと使えるものならひき取るといって、電話をかけて、家まで押しかけてきたのに、それは1円だから商売にならないと勝手に値踏みをして、ひき取らず、更に他の商品を次々とあげて、出せ、というような雰囲気でいうのは、心底呆れてしまった。そもそも売り物になる電気製品を、こうした形で出すわけもないのだから、おそらく、ネクタイ、時計、服というのが、もともとの本命で、うまく丸め込んでいい品を安く買い取れればいいというようなことだったのではないだろうか。そういう品物については、まったくとりあわなかったので、無理強いもしなかったが、屑屋さんは、こういう風な強引なやり方はしなかったものだ。商売でやっているから、実に「丁寧な」言葉使いをしているが、言っていることは、失礼極まりない。好んでやっているわけではなかろうと、多少の同情はするが、リサイクルという、ある意味、社会的に重要なことを、このようなえげつない商売にかえてしまっているということに、不快感を禁じ得なかった。
 やはり、電話で売り込みしてくるような商売は、その時点で直ぐに切ってしまうべきなのだろう。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
感じ悪いね。ネットオークションの1円て、ただ単にスタート価格を見せられただけじゃないの?しかも、不要品に一般人と同じような価値しか見いだせないような人たちが、よくそれを商売としてやっていけるよね。
daughter
2015/07/02 00:09

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