教育と社会を考える

アクセスカウンタ

zoom RSS オランダの社会と文化 日本と比較しながら(番外)

<<   作成日時 : 2006/08/23 11:04   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

お小遣いをあげないオランダ

オランダと日本の子どもについて、大人の対応として非常な違いを感じたのは小遣いだ。 日本の子どもはとにかくよく親や親戚からお金を貰う。お年玉から始まって年10万以上貰う子どももいるようだ。
しかし、ヨーロッパ全般に言えることのようだが、オランダの子どもは親から小遣いを貰う風習がないようだ。子どもに必要だと親も納得すれば、それは親が買ってあげる。しかし、親が必要ないと思ったら買わない。もちろん子どもに押し切られるということはあるだろう。
では親に買ってもらえなくて、どうしても自分でほしいものはどうするのか。それは子どもながらにできるアルバイトをするわけだ。子どもでもできるアルバイトはけっこうある。簡単なのは犬の散歩だ。オランダの家はかなり犬を買っているが、高齢者といえども子どもと同居しているわけではないから、散歩をさせなければならない。もちろんできる間はやるだろうが、その内自分のゆったりした散歩は可能でも、犬の散歩は難しいということになると、近所の子どもたちに頼むわけだ。頼む方としても子どもだから安い。
また地域の新聞の配布などをよくやっていた。日本では主婦が配っている姿をよく見るが、オランダではたいてい子どもだったような気がする。もちろん通常の新聞の配達は大人の仕事だ。
それから、留守宅の簡単な世話などもある。オランダでは旅行に出かけるときなども、できる限り留守であることを悟られないように工夫する。家の電気が通常のようについたり消えたりするように設定できるタイマーが売られていて、それでまるで人がいるかのように外から見えるわけだ。しかし、郵便物や新聞はそうはいかない。それで子どもたちに頼むことになる。毎日、新聞や郵便物をとっておいて、帰宅したらまとめて渡すわけだ。
もっと他にたくさんあるだろうが、このような小さな仕事を引き受けることで、小学生などもアルバイトをして、そのお金で欲しいものを買う。自分で働いたお金だから、そんなに無駄遣いはしないだろうし、また、自立心も養われると思う。
オランダから離れてしまうが、デンマークでは13歳になると企業が短時間のアルバイトとして雇ってもいいことになっている。子どもの賃金には所得税がかからないということで、親たちも歓迎しているようだ。もちろん、雇う側も安く雇えるので重宝しているようだ。スーパーに夕方買い物にいくと、商品を運んでいる中学生をたくさん見かける。
オランダではこのようなシステムはないと思うので、もっと日常生活の人間関係の中から生まれる小さな仕事をするわけだ。
日本の小遣いのあげ方は、私は子どもの自立心を育てる上であまり好ましくないと思っているのだがどうだろうか。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
オランダの社会と文化 日本と比較しながら(番外) 教育と社会を考える/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる