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zoom RSS 教育の再生か撲殺か(14)道徳教育の教科化

<<   作成日時 : 2007/04/03 00:16   >>

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教育の再生か撲殺か(14)道徳教育の問題

 ついに教育再生会議は、道徳の教科化という方向を打ち出したという。教育再生会議にいる、ある程度リベラルであったり、あるいは学校現場を知っている人たちは、何を考えているのだろうか。
 道徳を「教科」として教え、成績をつけるなどというのは、政教一致の典型であり、日本の歴史上では、軍国主義教育体制下の特質でもある。安倍首相の政治姿勢からみて、彼は軍国主義がなつかしくて仕方ないのだろう。

 新聞報道が、道徳を「教科」とし、また、「評価」の対象となることについて、ほとんど批判意識をもてないでいるのは、ここ最近のメディアの特質を如実に表している。それだけではなく、以下のような誤りまでおかしている。
 毎日新聞の報道では、

「 道徳教育は、指導要領で「自分自身」や「他の人とのかかわり」など指導上の4視点を示し、授業では「心のノート」などの副読本が使われている。教科になれば教科書検定を通過した教科書の使用が義務付けられる。

 教科化は法改正は必要なく、指導要領を改定すれば可能。ただし、中央教育審議会(文科相の諮問機関、中教審)の審議を経る必要があり、再生会議の2次報告に盛り込まれた場合、中教審の判断が焦点となる。教育関係者や野党からは「戦前の修身教育の復活」との批判も出そうだ。」

などと書いているが、小学校の教科について、学校教育法施行規則は以下のように規程している。

    第二節 教科
第二十四条  小学校の教育課程は、国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭及び体育の各教科(以下本節中「各教科」という。)、道徳、特別活動並びに総合的な学習の時間によつて編成するものとする。
○2  私立の小学校の教育課程を編成する場合は、前項の規定にかかわらず、宗教を加えることができる。この場合においては、宗教をもつて前項の道徳に代えることができる。
 施行規則は、文部科学省が決めるので、確かに国会での議論にはならないが、しかし、委員会での議論の対象にはなるし、学習指導要領ではない。教育六法に掲載され、政府の法令データベースにものる。したがって、広い意味での法改正が必要である。


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