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zoom RSS 和田中の夜スペに対する差し止め仮処分申請

<<   作成日時 : 2008/03/24 21:56   >>

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 読売新聞3/24によると、杉並区民が和田中学の「夜スペ」の中止を求める仮処分申請を求めたそうだ。その理由は「区民らは「税金で建てられた学校施設が、一部企業の営利のために利用されるのは認めがたい。同様の目的外使用が全国の公立学校に広がる恐れがある」ということだそうだ。それに対して、教育委員会側は訴訟が提起されたときの定番回答「事実関係を確認していないのでコメントできない」ということだそうだ。訴状が届くまでには2、3日かかるだろうから、コメントできないのは当然だろう。
 提訴が仮処分申請だということで、かなり速やかに結論がでるだろう。
 私自身は、この「夜スペ」なるものについては賛成できない立場なので、差し止め申請した住民を応援した気持ちだが、法的にはどうなのだろうか。また一般論として、この「理由」が妥当なものとして受け入れられるのだろうか。
 
 「一部企業の営利のため利用される」というのが、かなり微妙な感じがする。SAPIX(サピックス)」は「赤字だ」けれども、宣伝のためにやるということらしい。確かに営利のためにやるのだろうが、赤字となる安い料金でやってくれるのだから、保護者にとってはありがたい話だ。また、目的外使用だからいけないということであれば、学校の地域開放がかなり制限されることになる。また、土曜日などにやっている教師を含むボランティアによる補習的学習支援は、目的内使用なのか。五日制を導入するときには、休みになった土曜日に、生徒が塾に行くのではないか、それでは五日制の意味がないということで、塾に対して、土曜日昼の営業を自粛するようにかなり強く要請し、塾側もそれを受けて土曜日昼間の開講をかなり自制していたという事実が、懐かしく感じられる最近の傾向だが、最近はそうしたことがあったことすら忘れられている感じがする。
 
 またSAPIXだけに依頼しているから、また、成績優秀者に限定しているからいけないのであって、複数の希望する塾が、成績優秀者に限定せず、どれかを「格安で」みんなが受けられるようになればいいのだろうか。
 少なくとも、今のように、有名塾に格安で、一部優秀生徒だけが受講できるようなやり方だと、少なくない生徒たちが、反発的にやる気を低下させることは避けられないだろう。優秀な生徒にどんどん勉強させて、競争力を高めようとしているのだとしたら、それはあまり成功しないような気がする。全体としての成績向上は、やはり、それまで学習意欲をもたなかった生徒に対して、やる気を起こさせることなしには達成できないからである。
 

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