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zoom RSS 事件報道は、追随者を生んでいないか

<<   作成日時 : 2009/07/07 23:14   >>

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 何か事件が起きると、テレビで詳しく報道される。いつも気になることだが、例えば殺人の場合の殺人の手口、極めて悪質な場合の動機など、繰り返し紹介される。
 民放のワイドショーが最も露骨だが、最近はNHKのニュース番組などでも、そうした要素が見られるようになった。今日のニュースでは、パチンコ店を放火し、多くの死傷者を出した事件について、犯人がその道の専門資格をもった者で、***すると火が瞬間的に燃え広がり、被害が大きくなることを理解しての犯行だった、というようなことを述べていた。NHKだから、大げさに言っているわけではなく、注意して聞かなければ聞き逃すような言い方ではあったが、逆に、注意して聞いている者は、「ああ、放火するときには、***すればいいのだ」という手口を教えるような内容なのだ。この手のことは、ワイドショーでは頻繁にある。しかも、ワイドショーでそうしたことを述べている人たちは、いかに犯人が悪辣であるかと告発している、正義の立場を演じているから、かえって始末が悪い。

 欧米では、英米は日本のメディアのあり方に近い感じがあるが、大陸系は殺人事件などは、あまり大げさに報道しない。事件が多いから大げさな報道になるという側面もあるが、大げさに報道するから多くなるという側面もあるのではなかろうか。

 今日朝日新聞に、「誰でもよかった」という事件が多くなったことを嘆いているコラムがあったが、それを大げさに報道して、「後追い」を生んだ責任が、メディアにあるのではなかろうか。責任追求しているような報道も、実は「英雄扱い」として受け取る人びともいるのだ。大きな殺人事件が起きると、メディアは活気づく。だから、事件が更に起きるといいと思っていると邪推されても仕方ないような感じさせえする。

 事件そのものの、派手な報道はできるだけ控えて、社会背景や原因の、冷静な分析をこそ報道すべきだろう。事件を未然に防ぐことの参考になるし、また、追随者を生みにくくする効果もあると思う。

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