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教育と社会を考える

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教育と社会を考える
ブログ紹介
 ずっと昔は長島に憧れる野球少年でしたが、今はチェロ中年です。高齢になるまでぜひオケでチェロを弾いていたいと思っていますが、若い頃からやっていた人にはとてもかないません。生涯学習を続けるべく、日々練習に励んでいます。
 ヨーロッパの教育制度を研究していますが、新自由主義ではない「教育の自由」を復権させるべくライフワークに奮闘中です。

 ちょっと古くなってしまいましたが、← 私の書いた本です。このブログで下書きをせっせと発表しました。「オランダ 寛容の国の改革と模索」子どもの未來社です。

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年末の雑感
 最近すっかりブログから遠ざかっていたところ、既に大晦日になってしまった。12月は1度も書いていないようなので、今年の雑感でも書いておくことにした。  今年は激動の年として記憶されるのではないか。  まずは異常気象だ。いま日本は記録的な寒さがだが、オーストラリアでは熱波が遅い、記録的な暑さだそうだ。台風や洪水が起きたり、外国での火山活動がずいぶん活発になっている気がする。地球の内部でマグマの活動が活発になっているのだろうか。  国際政治的には、昨年来の米朝戦争の危機から、一点、米朝首脳会談... ...続きを見る

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2018/12/31 15:52
PTAの公共性?
 アエラのウェブ版(2018.11.8)で「PTA退会なら「餅つき大会参加ダメ」 非会員家庭の子ども排除の実態」と題する記事が掲載されている。アエラの切り口に若干の疑問があるので、自分なりの考えを整理したい。  PTAから退会した場合に、子どもが受ける対応がいくつか書かれている。 ・PTAで購入した物品、たとえば、卒業記念品や卒業式で胸につけるコサージュなどが配布されない。 ・PTA主催で行われる餅つき大会への参加を拒否される。 ・運動会で、PTAで購入したテントには、入れさせない。 ... ...続きを見る

面白い ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/11/08 14:29
須賀川中学柔道部事件から、部活のあり方を考える
 須賀川一中柔道部の事件の被害者の女性が、亡くなったと報道された。事件から結局、一度も意識を取り戻すことはなかったという。  この事件は、当初学校や教育委員会が隠蔽をしたために、表面化することがなく、かなりの日時が経過したが、やがてメディアが調査報道するようになり、一般に知られることになった。私もテレビの報道によって知り、あまりに酷い事件性とその後の教育関係者の隠蔽工作に暗澹たる気持ちになった記憶がある。  事件は、よく知られているので、簡単にまとめておくが、中学2年生の柔道部の中心メンバー... ...続きを見る

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2018/10/23 19:16
余命宣告は義務か
 西日本新聞(2018.10.23)によると、癌で治療をしていた女性が、余命一カ月という認識を病院側がもっていたにもかかわらず、それを告知しなかったために、充実した余生を送ることができなかったとして、病院に3190万円の慰謝料を請求する訴訟を起こした。  記事は、最高裁の判決を紹介して「余命1年のがんと診断したのに患者や家族に余命宣告しなかった医師について、告知が適当だと判断した場合、診断結果を説明しなければならないと、告知義務違反があったと認定した」と書いている。しかし、逆のケース、つまり、... ...続きを見る

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2018/10/23 19:03
医学部不正入試から考える
 東京医科大学の不正入試から発して、昭和大学医学部まで波及している。文部科学省は、全国の医学部に入試の実態についての調査を行い、かなりの割合で不正がみられたとしており、テレビで昭和大学のあり方に、ワイドショーなどが疑問を呈している。しかし、この問題は、巷間いわれているほど単純ではないように思われる。  まず、今回の不正とされているのは、医学部の入試で、浪人や女子を差別していることだ。東京医科大学では、男子の現役が最も有利で、浪人や女子は不利益となるような配点がなされており、昭和大学では、女子へ... ...続きを見る

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2018/10/18 19:19
学テの成績による教師手当? 歴史に学ぼう
 8月3日の毎日新聞に、「大阪市 学テ成績で教員評価・手当増減を検討」という記事が出ていた。その後文科省から否定的なコメントが出て、更に校長が猛反発しているという記事も掲載された。  発端は、記事によると、学テで常に大阪市が政令指定都市で最下位の成績なのに、市長が業を煮やしたということらしい。「教育委員会に危機感が感じられない、結果責任への転換が必要だ」とのことだから、おそらく教育委員会も賛成ではなく、市長の主導のようだ。  ただ、その方法は、「総合教育会議」で決めるようだが、そもそも、全国... ...続きを見る

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2018/08/11 10:00
国家総動員化するオリンピック準備
 東京オリンピックは、次第に「国家総動員」体制のようになってきた。小学校などには、絶えずオリンピックに対応する行事などがはいってきているし、逆に、オリンピック開会中は授業をやるな、などということが、公立の義務教育学校だけではなく、実は私立大学までにも文部科学省から、指導がきているのである。高校までの学校であれば、ほとんど夏休み中だろうが、大学は、今や8月初旬まで授業や試験があるし、補講などもやっているから、影響は甚大である。大学当局には、そんな指導ははねつけてほしいところだが、ほとんどの大学は、... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/08/09 17:42
愛知の小1熱中症死亡は、安全配慮義務違反の刑事責任を問うべきだ
 7月17日に、愛知県豊田市で、小学校1年生の校外学習が原因と考えられる熱中症による死亡事故が起きた。これほどメディアが繰り返し熱中症の注意を呼びかけているのに、教育の場でこうしたことが起きたというのは、本当に驚きだ。当人たちもあまりの暑さにどうにかなっていたのかもしれないが、校長や教育委員会の人の応答は、何か深刻な事態が起きているのとは違う印象を与えられた。他人ごとのように感じてしまう。  明らかにあっていることから、「責任」問題を考えてみたい。  小学校1年生4学級112人が参加し、学校... ...続きを見る

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2018/07/18 20:50
オウム関連、補充
 NHKでのオウム検証番組をみた。膨大な麻原のテープや、獄中の死刑囚とのやりとりをもとにした分析と再現ドラマで、かなりの労力を費やした番組であることが感じられた。死刑執行のあと、何人もの評者から、何もわからないまま執行されたということがコメントされたが、この番組を見る限りは、少なからぬ人たちが、裁判だけではなく、彼らから多くのことを引き出していたことがわかる。そうした人たちは、今後分析結果を公表していってほしいと思った。  しかし、この番組では、対象としてなかったのだろうが、私にとっては、オウ... ...続きを見る

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2018/07/08 22:33
オウム死刑囚の執行から考えたこと
 オウムの死刑囚7名が死刑執行された。メディアではいろいろな見解が出されている。遅きに失した、予想通りであった、むしろ解明すべき点が残った、いやこのまま執行を伸ばしても解明されることはないだろう、等々。  オウム事件は、リアルタイムで体験したものであり、事件から大分経って、麻原の子どもとの関わりも若干あったので、今回の処刑に関しては、やはり、いろいろと考えざるをえないことが多数ある。  私がオウム事件で最も強く変える必要があると感じることは、宗教法人の扱いである。憲法が基本的人権として、信教... ...続きを見る

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2018/07/06 20:40
拉致問題で、北朝鮮にも、安倍首相にもだまされないように
 「安倍晋三首相『次は私の番だ』『私はだまされない』・・・」と題する記事が、産経新聞(2018.6.15)に掲載されている。矛盾だらけの内容である。  記事の趣旨を整理すると ・拉致被害者家族会との会談で首相は、「こちらからやりたいといえば、足元を見られるので慎重にしたい」と述べた ・会談の時期や場所などについては「機微に触れる」として明かさなかった。 ・「1994年から関わってきたが、何度もだまされてきた。だましの手口はわかっている」と述べた。 ・拉致・核ミサイルの包括的解決が経済支... ...続きを見る

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/06/15 19:29
閣議は生徒会か? セクハラ罪はないと閣議決定とか。
 毎日新聞によると、政府は、「セクハラ罪」は存在せず、という政府答弁書を閣議決定したのだそうだ。今の政府は「生徒会か?」というのが、最初の印象だ。  「セクハラ罪」という刑事上の犯罪名が存在しないことなど、誰だって知っている。また、誰かが、福田元財務事務次官を「セクハラ罪だ」と決めつけた者がいるのか。そんな人は、誰もいない。突然麻生財務大臣が、福田氏を弁護するためなのか、「セクハラ罪などは存在しない」と言い出しただけであって、当然それに反発する声があふれたから、今度は閣議決定ということのようだ... ...続きを見る

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/05/18 14:28
取材中のセクハラは、秘匿すべき取材内容ではない 伊吹氏の不当な非難
 財務省の福田次官のセクハラ疑惑による辞任に関連して、被害女性が、週刊新潮に情報提供したことを批判する論調が一部である。最初は、テレビ朝日が、福田氏のセクハラが事実であるという見解を述べた記者会見だった。自社の記者が当事者であることを公表し、テレビ朝日上部に、この事実を明らかにして報道すべきと申し入れたのに対して、セカンドレイプになる危険があるとして、報道を許さなかったが、女性記者自身が週刊新潮に材料を提供した。それは「不適切であり、遺憾であった」と述べている。この不適切であるという表現の正確な... ...続きを見る

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2018/04/20 06:50
国際問題の解決のためにも安倍首相にははやく辞めてほしい
 森友文書書き換え問題は、いよいよ混沌としてきた。この状況で、安倍応援団からは、北朝鮮問題を中心として、国際的に大きな課題があるのに、こんなつまらない問題で政治を混乱させることはけしからんというような見解も示される。また、書き換えは、財務省の独断であって、安倍内閣は無関係だというトーンも目立っている。しかし、こうした見解は根本的に間違っている。  確かに北朝鮮の核問題よりは、森友問題は小さな国内問題である。しかし、考えてみよう。こんな「小さな問題」に1年以上も引きずられ、解決の見通しもつかない... ...続きを見る

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2018/03/21 18:27
中学生硬式野球大会始球式での出来事を考える
 学生と討論しているときに、中学生硬式野球連盟でタレントの女性が始球式をしたときに、まわりにいた数千人の中学生球児たちが、そのタレントに押し寄せ、大混乱が起きたという話がでた。そのときは、そのこと自体ではなく、その出来事に対して、中学生を批判する書き込みが多数インターネットにアップされたことに対して疑問が表明された。そうした中学生をネット上で批判したり、学校名や個人名をだして非難するのは、間違っているので、規制すべきではないだろうかというような趣旨であった。ここでは、そのことではなく、当日起きた... ...続きを見る

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2018/03/15 18:03
ヨーロッパ教育事情 オランダの大学行政で、1986年システムの革新
 オランダの新聞NRC (2018.2.27)に、面白い記事が掲載されていた。 https://www.nrc.nl/nieuws/2018/02/27/site-voor-studiefinanciering-is-hele-maand-onbereikbaar-a1593801  奨学金やローンなどの扱いをするコンピュータシステムを、ソフトもハードも入れ換えるために、4月の一カ月間、学生はそうしたことの申請ができなくなるというのである。新入生や転籍をする者、そして、オランダの学生は交通パ... ...続きを見る

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2018/02/28 21:09
奨学金返済問題を考える
 「返済総額1100万円。奨学金延滞で自己破産した27歳『大学に行ったことを後悔』」と題する浦上早苗氏の文章が、BUSINESS INSIDER JAPAN に掲載されている。大学の教師をしている身としては、つらい中身である。奨学金問題は、近年返済不能に陥る人が多数でて、大きな問題になっている。それで、返済不要な給付にすべきであるというような議論が出て、実際に、日本学生支援機構は、平成29年度から給付制の奨学金制度を取り入れ始めた。しかし、私は、こうした対応には疑問を感じる。給付制の奨学金を始め... ...続きを見る

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2018/02/27 21:47
草稿「未来の教育」(1) 「教育の自由」概念1
 定年を間近に控えて、これまでの研究の集大成的な論文を書く計画として、「未来の教育」というテーマを3年がかりで継続している。(もしかしたら、4年計画になる)そして、2016年度、「未来の教育に関する考察(1)」を書いた。21世紀にはいって、先進国で提起されている教育改革とその理論づけの文章を読むと、その教育理念や改革案は、実は、古くからの伝統的な教育理念・原則・方法と無縁ではなく、むしろ、その発展上にあると理解できるのである。そこで(1)の論文は、伝統的な教育理論の発展と、現在の改革理念への接続... ...続きを見る

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2018/02/25 17:57
オペラ随想(1) 二期会「ローエングリン」
 これから、たまにオペラについての随想を書いていくことにする。オペラは社会を反映する度合いが、音楽のジャンルのなかでは格段に高いものだと思う。単純化すると、オペラは支配層に奉仕する文化だという見解と、オペラは社会変革を担う文化的闘いの場であったという見解がある。もちろん、それは極論であり、実際の論も、また現実もその中間にあるだろう。では、どこら辺にあるのか。最終的な目標は、そのことを考察することだが、もう少し気楽にときどきに書いていくつもりである。  オペラ上演の中心的な担い手が、歌手→指揮者... ...続きを見る

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2018/02/24 15:58
『「机を捨てた』大学生の厳しすぎる現実とは。朝比奈なを氏の論から考える
 「『スポーツ実績だけで大学入学』の大きな弊害『「机を捨てた』大学生の厳しすぎる現実とは?」と題する朝比奈なを氏の文章が掲載されている。 http://toyokeizai.net/articles/-/207365  プロのスポーツ選手をめざして小さいころから努力しているが、そのスポーツ以外何もせず、大学まで進んでもその間ほとんど勉強することなく過ごす人たちのことである。  若くして横浜DeNAベイスターズ社長になった池田純氏は、新人の選手は全員3年間寮に入ることを義務づけてることにした... ...続きを見る

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2018/02/23 20:37

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